Claris スタッフ
Claris からビジネスアップデートとテクニカルアップデートがあります。
「ユーザとベンダーがすれ違う」話はよく聞きますが、ベンダー内でも立場や経験によって考えることは違います。もちろん、ユーザ内でも営業の方が想定する「販売管理システム」と経理の方が欲しい「販売管理システム」では、機能も業務の範囲も違うことが珍しくありません。システム開発の永遠の課題ともいえるこの問題について、様々なお客様と25年以上にわたり業務システム開発を行ってきた Claris パートナーが、失敗も成功もお話しします。
※お弁当は入室時に先着順で提供されます。お弁当の数には限りがありますので、お弁当を受け取れない場合があります。あらかじめご了承ください。また、事前登録が満席でも、当日の入場が可能な場合があります。
株式会社KDDIウェブコミュニケーションズ コミュニケーションDX本部 エバンジェリスト 高橋 克己 氏
Claris FileMaker にショートメールや音声通話機能を容易に追加できるVonage APIをご紹介します。
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Claris スタッフとスペシャルゲスト
近年、働き方改革や多様性の尊重が進む中で、従業員のニーズに合わせた柔軟な働き方を可能にする取り組みが注目されています。その一つが、従業員自身がMacとWindowsから希望のデバイスを選択できる「デバイス選択制」の導入です。本セッションでは、企業におけるデバイス選択制導入のメリットについて、以下の3つのポイントから解説します。
1. 従業員満足度の向上:デバイス選択制は、従業員が自身のニーズに合ったデバイスを選択できるため、仕事に対する満足度が向上します。結果として、従業員のモチベーションや生産性の向上にもつながります。
2. IT部門の負担軽減:ゼロタッチデプロイなどモダンなデバイス管理手法によるWindows/Macのマルチデバイス管理や、セキュリティやサポートインシデントの低減によるIT部門の負荷低減が期待できます。
3. TCOの削減:ハードウェアの耐久性の高さや残存価値によるTCOの低減が可能です。また、Apple Financial Serviceといったリースプログラムを利用することで、初期投資を抑えつつ、最新のApple製品を利用できます。
また、本セッションでは、デバイス選択制を導入した企業の事例を紹介し、導入効果や課題について解説します。
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日本原燃株式会社 再処理工場 保全企画部 保全企画G グループリーダー 三浦 進 氏
株式会社ジュッポーワークス 営業企画部 部長 車田 和則 氏
日本原燃株式会社は、資源の乏しい日本のエネルギー需要を考慮し、原子力資源を確保する事業を担っています。事業の中でも最も設備規模が大きいのが再処理工場であり、その運用には、法令で定める安全基準を維持するため、厳格な安全管理が求められます。このセッションでは、Claris FileMakerを用いたシステム開発とカスタマイズにより、どのようにして現場業務の効率化を図り、安全性の確保を実現しているかを深掘りします。具体的には、メンテナンス作業管理、運転管理、巡視・点検など、複数のシステム開発事例を通じて、現場のニーズに応じたカスタマイズの重要性と、それによる安全品質の向上についてお話します。現場とITのギャップを埋め、事業の持続性と現場の安全性を高めるためのヒントを得ることができるセッションです。
Claris 法人営業本部 セールスエンジニア 小林 ひとみ
2030 年までに最大で 79 万人の IT 人材が不足する可能性があると言われている現在、開発プロセスを簡素化し、迅速なアプリケーション開発を可能にする画期的なソリューションとして注目されているのがローコード開発ツールです。でも色々なツールがあってどれを選べばいいのか迷いますよね。アプリケーション開発に馴染みのない方でも手軽に業務アプリを開発できる「Claris FileMaker」の実力と導入効果を実際のデモンストレーションや事例紹介を通じて紹介します。
カスタム App 開発において、効率的な開発を行うことは開発スピードアップだけでなく、パフォーマンスやメンテナンス性の向上にもつながる基本的かつ重要なポイントです。
このセッションでは一覧/詳細画面、印刷処理、データ出力、集計機能など、実際に良く使われる機能例を通じて効率的な開発手法を解説します。基本的な作り方から少しずつ応用を入れていく解説で開発初級者の方のスキルアップに役立つノウハウを提供します。
本セッションでは、通信業界における効率化のフロンティア、STNetがどのようにプロバイダ回線契約の重要事項説明チェックシートを電子化し、業務過程を革新的に改善したかを紐解きます。従来の紙ベースのプロセスは時間がかかり、課題が満載でした。作成、管理の手間は言うまでもなく、顧客体験も遠からず最適ではありませんでした。その解決策としてSTNetが選んだのは、ローコード開発プラットフォーム Claris FileMaker です。このセッションでは、Claris FileMakerの導入から、その豊富な機能セットと外部との連携をどのように活用し、どの段階で業務プロセスの効率化と顧客体験の向上に繋がったのかを詳しく解説します。
具体的には、電子化がもたらすメリットからスタートし、チェックシートの電子化プロセス、支店や営業所でのカスタマイズ性、電子サイン導入の効果、PDF生成と効果的なデータ管理まで、一連のプロセス改革をどのように実施したかをご紹介します。さらに、電子化プロジェクトにおけるセキュリティの重要性についても触れ、安全なデジタル環境を構築するためのSTNetのアプローチを共有します。
みなさんは、レコードのロックを意識した開発を行っていますか?
Claris FileMaker では、複数のユーザによる同一のレコード編集を制限するためのレコードロック機能が標準で提供されています。安定し信頼性の高いカスタム App の開発において、レコードのロックを理解し上手に活用することは重要なポイントとなります。
このセッションでは、Claris FileMaker のレコードロックに焦点を当て、その重要性や実践的な活用法について詳しく解説します。
開発スキルをワンランクアップさせたいとお考えの方、ぜひご参加ください。
パットシステムソリューションズ有限会社 特別顧問 河村 将博 氏
【問題解決ツールである Claris FileMaker の魅力について】
・数あるノーコード・ローコードツールの中で、何故 Claris FileMaker が経営革新との親和性が高いのか
・真の問題解決とはどのようなことなのか
・Claris FileMaker を相棒に選ぶ「キモ」はどこにあるのか
【開発技術の学習・習得について】
・「動画で学ぶ Claris FileMaker」製作の舞台裏
・Claris FileMaker の魅力をより活かす学習方法とは
・どんな学習スタンスの方がスキルアップしているのか
近年、様々な業務シーンで活用が進む生成 AI ですが、Claris FileMaker のユーザにとってもカスタム App の設計や開発段階での問題解決に役立つだけでなく、テスト段階、運用段階など様々な場面で活用が可能です。
このセッションでは、テスト段階でのテスト計画書やテストデータの作成、運用を開始した後のデータの分析、グラフ化など、従来手間や時間がかかっていた作業を、生成 AI を使って大幅に効率化させる、実践的な活用方法を紹介いたします。
株式会社福山楽器センター EC支援事業運営責任者 執行役員 峰 修一 氏
パットシステムソリューションズ有限会社 代表取締役 中村 孝仁 氏
"楽器のことならメリーネット" を運営する 福山楽器センターは、Amazon、Yahoo!ショッピング、楽天市場、au Payマーケットなど 自社のECサイトを含めて8つのECサイトで 10000点以上の楽器を販売しています。
2019年まで外部の開発会社にスクラッチ開発で依頼したERPでデジタル化に取り組んできましたが、硬直化したシステムで仕様変更が難しく、人海戦術が必要となっていた。EC小売の市況変化は激しく、その変化に柔軟かつ迅速に対応すべく、2019年に ローコード開発ツール Claris FileMaker で内製化に着手し、硬直化したシステム開発から、アジャイルで機動的なシステムに変化。自社の事情に詳しい社員が開発をリードしながらも、開発高速化のために Claris パートナーに依頼し、ERP システムを Claris FileMaker で WMS(倉庫管理システム) 再構築。開発フェーズ1では、タブレット端末を iPad にリプレースして、出荷・入荷・在庫に利用。Slack 連携 し、発注担当者にシステムから荷受けしたことを即時に通知。現在は開発フェーズ2の段階。小さく生んで大きく育てるアジャイル開発を成功させるためのノウハウと学びについてユーザ視点でお話します。
Claris FileMaker を学ぶとき、私たちはこうやって第一歩を踏み出した・・・!
まったくのゼロから Claris FileMaker カスタム App 開発のデベロッパとしてお仕事を始めた新人さん2人の、それぞれの勉強方法をリアルにお伝えします。見守る先輩社員は、どういう気持ちだったのか?この課題を与えた目的とは?
インハウスでの Claris FileMaker 人材育成の参考にしていただける効果的な Claris FileMaker 学習ノウハウを、フレッシュなメンバーでお送りします。
トップオフィスシステム株式会社 システム事業部 櫻庭 宏枝 氏
このセッションでは、Claris FileMakerでの開発時、特に既存のカスタム App に変更を加える際に発生しがちなトラブルに焦点を当て、その対策をご紹介します。主に、以下のような点に焦点を当てつつ、実例を通じて安全かつ効果的な開発の進め方を解説します!
・レイアウトの変更
・テーブルの変更
・その他、仕様変更によるバグ
売上データから担当別月次集計、部門別月次集計、部門別前月対比表などいろいろな帳票を作成したい。多くの人がそんな場面を経験したことがあるのではないでしょうか?このようにひとつの実績データから複数パターンの集計表を作成することは、あらゆる業務でよくあるパターンです。
このセッションは初級者の方を対象とし、Claris FileMaker の基本的な機能を用いてデータから集計表を簡単に作成する方法をご紹介します。多くの企業のシステムに実装された実践的な手法を、ぜひこの機会に習得しましょう!
Claris FileMaker と Web システムの連携については、従来より広く利用されてきた『カスタム Web 公開 (CWP) with PHP』が Claris FileMaker Server 19.5.2 で非推奨となり、今後はより主流となっている REST API ベースの FileMaker Data API と PHP の連携がそれに代わる手段の1つとなります。
このセッションでは、従来の『カスタム Web 公開 (CWP) with PHP』を利用されている方へ向けて、FileMaker Data API と PHP で FileMaker データを Web に公開する方法、またそのメリットをデモを交えてご紹介いたします。PHP の開発知識がなくても カスタム App の開発者が取り組めるよう、基礎からわかりやすく解説しますのでお気軽にご参加ください!
大阪市高速電気軌道株式会社 交通事業本部 駅務部 運輸企画課 係長 小林 由和 氏
大阪市高速電気軌道株式会社 交通事業本部 運転部 運転課 係員 小畑 公彦 氏
大阪メトロは、約1200台のiPadを運転士と車掌に、さらに約600台のiPhoneを駅員に配布し、計1800台のデバイス上で12の FileMaker カスタムアプリケーションを2019年から運用しています。
この取り組みは、業務効率化と安全性向上に大きく貢献し、2020年の事例発表からさらに進化を遂げました。本セッションでは、カスタムアプリの進化、内製開発のスキル向上とアウトソーシングの組み合わせによる課題解決に焦点を当てます。大阪メトロと開発会社 寿商会が、具体的なステップと事例を用いて、DX推進における新たなアプローチとして、内製と外注の有効な組み合わせ方を解説します。参加者は、内製とアウトソーシングを効果的に組み合わせることで最大の効率と効果を実現するための実践的な洞察を得ることができます。
2024 年 6 月に Claris FileMaker 2024 がリリースされました。
LLM の技術を取り入れた最新機能をはじめ、Claris FileMaker Pro や Claris FileMaker Server、そして Claris FileMaker Go における数々の新機能と機能強化をまとめて解説します。最新バージョンについてまだ詳しくご存じない方は、ぜひこの機会にキャッチアップしましょう!
Claris FileMaker は、ローコード・システム開発ツールとして、利用者自身が開発者となり、システム開発から運用まで担うことが容易にできる便利なツールです。しかし、その一方でシステム開発や運用時に気をつけておいた方が良いことも存在します。
このセッションでは、『本当にあった』Claris FileMaker における重大インシデントの事例を通して、開発者が直面するリスクとその解決策についてお話しします。
神戸牛専門店のEコマースにおける Claris FileMaker を活用した内製開発の取り組みを紹介します。
明治33年創業の、街の小さなお肉屋さん「辰屋」は、神戸牛の通販業界において、その黎明期からネット通販に挑戦してきました。Claris FileMaker を導入してからは約20年が経ち、おかげさまで常に業界上位を争う業績を維持しています。「カットしたての新鮮な神戸牛を、本場神戸から最短翌日にお届け」をモットーに、自社ドメインの店舗だけでなく、楽天市場やAmazonなどにも積極的に出店し、お客様との接点を広げてきました。
通販業界にはまだまだ非効率な作業や手作業が残っていると思います。私たちは日々の業務に疑問を感じながらも Claris FileMaker と出会い、システムを内製開発することで業務を改善できると気づきました。システムに業務を合わせるのではなく、内製開発によって業務に合わせたシステム構築を可能にしたのが Claris FileMaker の強みだと考えています。
トピック(予定):
- 「しょうもない」「手でやったほうが早い」と思われがちな細かな機能改善が、競争力を高める可能性について。熨斗印刷のカスタマイズを例に。
- 内製化することで、業務を自分事として捉え、改善意欲を高める効果について。
- Claris FileMaker と他の技術を組み合わせることで生まれるメリットと、学びの重要性。
- 内製開発の人材育成や、組織的な取り組みについて。
非効率なECの改善や内製開発の可能性を探っている方々に、私たちの経験が改善のきっかけとなれば嬉しいです。
有限会社辰屋の過去の事例を下記でご覧いただけます。
「老舗の神戸牛専門店が EC 事業運営にローコード開発プラットフォームを採用し躍進」
アプリケーションの UI(ユーザーインターフェース)はユーザの満足度に直結する非常に重要な要素です。Claris FileMaker においてもレイアウトを綺麗かつ効果的に作ることはカスタム App 開発の最重要ポイントの1つ、と言っても過言ではないでしょう。
このセッションでは、カスタム App 開発入門者から初級者に向けてレイアウトを綺麗に見せるコツや、テーマやスタイルの活用などの基本をお話します。明日から「ツカエル」実践テクニックを満載しますのでぜひご参加くださいませ!
「自己流でやってきているので本当にこのやり方でいいのか、不安です」
Claris FileMaker を使って自社の業務改善に取り組まれている方から、こんなご相談をいただくことが増えてきました。
このセッションでは、自己流で開発を学んでこられた方々へ「メンテナンスが属人化しない カスタム App 」にするための方法をお伝えします。この機会にベストプラクティスを習得して自己流の開発手法をアップデートしましょう!
株式会社AI Shift アライアンス推進室 古谷 郁実 氏
株式会社サポータス 執行役員(子会社:Blended Asia Co., Ltd 代表取締役) 永瀬 正也 氏
Claris Platinum パートナー である 株式会社サポータス と、サイバーエージェント の 連結子会社 であり、AIボイスボット をはじめ生成AI、LLM(大規模言語モデル)などの 国内トップクラス の AI技術を持った業務改善のパイオニアである 株式会社AI Shift の共同講演です。
Claris FileMaker と 生成AI、LLM(大規模言語モデル)などの最新のテクノロジーを組み合わせることで、大幅な業務効率化を可能にするあり方をご紹介させていただきます。
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TXP Medical 株式会社 代表取締役 医師 園生 智弘 氏
演者は、急性期医療のDXを推進するITスタートアップ、TXP Medical を創業し、Claris FileMakerを基盤としたアプリケーションを幅広く展開している。病院向け救急・集中治療部門システム、NEXT STage ER/ICUは2024年4月時点で全国70を超える大病院で採用され、救急隊・自治体向けのクラウドシステム NSER mobileも全国 900万人の人口カバレッジの地域での利用実績を誇る。
TXP Medical では、生成AIの登場当初から本技術に着目し、生成AIを用いた医療システムの開発と社会実装に着手している。あくまで医療現場視点に立脚し、Claris FileMaker ならではの短期サイクルのアジャイル開発を繰り返すことで、現場に高い価値をもたらすアプリケーションを最速で現場に届けることを目標としている。
生成AIが価値を発揮するシーンは医療分野では限りなくあるが、当社では急性期医療で特に重要度の高い下記のようなシーンを想定した技術開発を進めている。本セッションではこれらの生成AI技術を実際に Claris FileMaker のアプリケーションと連携させて開発した各種デモの披露を行いつつ紹介していく。
① 医師や看護師、また救急隊の切迫した現場での音声入力~データ正規化~記録作成を支援するシステム
② 電子カルテ等のテキスト医療情報を抽出し、紹介状や退院サマリーなどの文書作成を自動化するシステム
③ 電子カルテ等の非構造化テキスト情報からレジストリや臨床研究の実施に則した形でデータを自動で構造化抽出するシステム
このようなシステムは、医療現場に革新を起こす可能性を秘めている。
一方で、Claris FileMaker を用いたprototype開発の先に、実際に社会実装可能なシステムとするためには、多くのハードルが存在する。具体的には、医療情報の安全管理ガイドラインへの整合性、アプリケーション実証フィールドの獲得、生成AI技術の比較と選択、生成AI技術の利用料を考慮したアプリケーション価格の設定などが挙げられる。自社での研究開発やフィールド展開事例を通じて、これら複数の課題に対するアプローチと現在地に関しても情報提供をおこなう。
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Claris スタッフとスペシャルゲスト
近年、AI 技術の発展に伴い、AI を活用した作業がますます重要になっています。しかし、AI 開発や利用に最適な PC 選びは多くのユーザーにとって課題です。
この講演では、Mac が最高の AI PC である理由について、以下の 4 つのポイントから解説します。
AI に最適なハードウェア
・ニューラルエンジン: 複雑な AI/ML タスクを高速・効率的に処理
・ユニファイドメモリアーキテクチャ: CPU、GPU、ニューラルエンジンを統合
・3 ナノメートルプロセス: 高性能で省電力
macOS のインテリジェンス
・Apple シリコンの能力を引き出し、音声認識、FaceTime のノイズ除去など様々な機能で AI を活用
・Core ML: 開発者がアプリ内に AI/ML モデルを組み込むためのフレームワーク
AI アプリのエコシステム
・Photo AI や MacWhisper など、多くの AI/ML 活用アプリが Mac で動作
・大規模言語モデル(LLM)をオンデバイスで安全に実行可能
ビジネスにおける最適なプラットフォーム
・Mac は長いバッテリー駆動時間、使いやすい操作性、他の Apple デバイスとの連携など、ビジネスユースにも最適
・セキュリティの高さ、導入のしやすさ、管理のしやすさなど、IT 部門にとっても導入しやすい
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株式会社DBPowers チーフシステムデザイナー 西野 真樹 氏
現代の医療現場では、患者とのコミュニケーションが質の高い医療サービス提供の鍵を握っています。この度、札幌白石記念病院 (札幌市)で構築し、運用を開始したウェイティングボードシステムは、待合室での患者体験を根本から変える可能性を秘めています。このシステムは、患者さんが診察を待つ間に必要な情報を適切なタイミングで提供し、待ち時間の不安を軽減します。ローコード開発ツール Claris FileMakerを活用することで、院院内の電子カルテ等からリアルタイムで情報を取得し、待合エリアのモニターで呼び出しを行うことを実現しました。また、このツールの柔軟性により、将来的なシステムの拡張や患者さんのフィードバックをシステムに随時反映させることが可能になりました。
このセッションでは、開発の発端から現在に至るまでの試行錯誤、そして患者さんからの生の声を取り入れた改善プロセスについても触れ、参加者に対して医療現場でのローコード開発の可能性と患者中心のケアへの影響を探求します。最終的には、テクノロジーを活用して医療現場の課題を解決し、患者体験を向上させるためのインサイトを共有することを目指します。
2023年から2024年にかけて、インボイス制度や電子帳簿保存法の改正により、総務・経理担当部門は前例のない変革に直面しています。多くの中小企業がこれらの変更に完全には対応できていない現実があります。
本セッションでは、電子インボイス Peppol (ペポル) -(Pan European Public Procurement Online): 電子化した請求書などの電子文書をネットワーク上でやり取りするための世界標準規格 - を踏まえ、これらの課題に対し実践的で簡単に実装可能な解決策を提供します。Peppol への対応を中心に、電子帳簿保存法の改正にも適応できる具体的なケーススタディと戦略を紹介します。変革を迎えるこの時期に、経理業務の自動化による効率化や電子帳簿保存への前向きなアプローチで、ビジネスを一歩前進させましょう。
Claris プラットフォームの中で Web ベースのアプリ開発、公開を可能とする Claris Studio。従来、Claris FileMaker では難しかった不特定多数のユーザとデータをやり取りできるようになり、Claris プラットフォームのユースケースを大きく拡大するものとなります。
Claris Studio は日本ではまだ正式にサービスを開始していませんが、近い将来に利用可能となる予定です。そこで、今回のセッションでは一足先にその最新機能や便利な利用例をデモも交えながらご紹介します。
沖電グローバルシステムズ株式会社 業務統括室 垣花 敦樹 氏
沖電グローバルシステムズ株式会社 業務統括室 町田 彩佳 氏
本セッションでは、沖縄電力グループ会社である沖電グローバルシステムズ株式会社と株式会社沖設備が、いかにしてClaris FileMaker のローコード開発プラットフォームを活用し、DXを加速させたかについてご紹介します。私たちは、専門のコンサルタントの支援を受け、アプリ開発を社内で行うことにより、業務の効率化と品質向上を実現しました。このプロセスでキーとなるのは、アジャイル開発の方法論と伴走支援を組み合わせることです。
本講演では、アジャイル開発とローコード開発がいかにして相乗効果を生み出し、企業内のアプリ開発を革新的に変化させるかを深掘りします。また、受託開発ではなく内製化を推進するコンサルティングの視点から、「DIYで家を建てる大工」に例えたユニークなアプローチで、アプリ開発の内製化を成功に導く秘訣を公開します。具体的には、基礎から上棟まで、アプリ開発の各ステップを実際に見せながら解説し、参加者自身が内装工事(アプリのデザイン設計)に取り組むことができるよう導きます。
加えて、サンプルアプリの開発を通じた人材育成の重要性にも触れ、現場のベテラン社員と新入社員が共に成長し、チームとして高品質なアプリを内製化する過程を紹介します。このアプローチにより、技術的スキルだけでなく、チームワークとイノベーションの精神も育成されます。
DXを加速させ、業務の効率化を目指す企業の皆様、アプリ開発の内製化に興味のある方々にとって、この講演は貴重な学びと刺激を提供するでしょう。ローコード開発とアジャイル開発の最前線での経験と知見を共有し、参加者の皆様が自社のDX推進に活かすヒントを得られる内容となっています。
沖設備 : 事例紹介
「多種多様な業務に iPhone や iPad で動く FileMaker Go アプリ開発」
沖電グローバルシステムズ : 事例紹介
「3 日がかりの業務をわずか数秒に短縮!現場の使いやすさを徹底した沖電グローバルシステムズの DX」
「全社員 iPhone ユーザだからこそ加速する DX」
国立大学法人東海国立大学機構名古屋大学 大学院医学系研究科・腎臓内科 浅野 直子 氏
最先端の技術を利用して医療データのセキュリティと効率化をどのように実現したか、名古屋大学病院の事例を通して紹介します。Claris FileMaker Server 同時接続ライセンスを活用し、伝統的なレガシー手法による情報共有から脱却し、一回限りのダウンロードが可能な安全な環境へと移行した過程を深掘りします。
2020年のリリース以降、Claris Connect は API 連携コネクタを充実させ、自動化フローの作成はもちろん、テスト、デバッグ、リトライやエラー通知、実行ログと再実行、バージョン管理と復元など、様々な便利機能が追加されました。また、Claris Connect の利点と限界を理解することは API 連携を構築する際の適切なツール選択にも役立ちます。
このセッションでは、Claris FileMaker での API 連携機能の開発方法と比較しながら、Claris Connect の使い方を学び、Claris プラットフォームを使った効率的な開発プロセスについて解説します。
パットシステムソリューションズ有限会社 代表取締役 中村 孝仁 氏
Claris FileMaker において、データモデリングを正しく実施し適切なデータベース構造を構築することは、カスタム App 作成や利用にあたっての大変重要な基礎となります。一方で、この領域はなかなか正確に理解しづらい、難しい、と感じられている方も多いのではないでしょうか。
そのような方へ向けて、このセッションではデータベース用語や Claris FileMaker におけるデータモデリングとリレーションシップの基礎のほか、「やってはいけない」データモデルについて解説します。さらに、ステップアップのため効率的なスキル習得についてもお話しします。
初級から中級へステップアップしたい方やより理解を深めたい中級者の方、また他の開発ツールでの開発経験をお持ちでこれから Claris FileMaker での開発を始めようという方、この機会に Claris FileMaker におけるデータモデリングについて理解を深めましょう!
医療法人梁風会 さきがけホスピタル 公認心理師 黒河 葵 氏
岡山県高梁市に位置する「さきがけホスピタル」は、180床の精神科病院です。この地域は人口約2.7万人であり、高齢化率が県内でも有数の地域で、医療従事者の不足も深刻な課題となっています。
さきがけホスピタルはこの厳しい状況の中でも当地における精神科医療の灯火を絶やすことなく、地域のニーズに応える使命を担っています。「一人ひとりに役割を」を理念に掲げ、Claris FileMakerを活用した実践的な医療DXへの挑戦を続けています。Clarisパートナー企業もプロジェクトに積極的に参画することで様々な問題解決策が提案され、スタッフ全員で合同トレーニングにも取り組みました。その努力の結果や、情熱に満ちた取り組みをご紹介します。
「本当は仲良くしたいはずなのにうまくいかない…」開発の現場でも、時々目にする光景です。
例えば「販売管理システム刷新プロジェクト」で理想のシステムのお話を伺うとき、同じ会社の方でも、部署や業務によってシステムへのご要望が随分違う場合があります。システム開発の場合は、さらに「開発の立場から見た最適解」という視点も加わります。違いに気づければいいのですが、気づかないままプロジェクトが進行すると大変な後戻りが必要になることがあります。異なる立場の利用者を巻き込んで、円滑に開発プロジェクトを進めるためのノウハウをご紹介いたします。
何事にも失敗はつきものですが、そこから学べることは少なくありません。本セッションでは、カスタム App を開発する際のありがちな失敗や陥りがちな罠にスポットを当てて、アンチパターンから カスタム App 開発の勘どころを考えてみます。
開発手法について「これが正解だ」というやり方を知ることができれば助けになりますが、それがなぜ正解なのか、何が違うと「間違ったやり方」になるのか、どうすれば失敗を避けられるのかについて知ることはもっと大切かもしれません。また、何が正解であるかはわからなかったとしても、「このやり方は望ましくない」ということさえ認識できればなんとかなる、と考えることもできます。むしろ、「正しいやり方はこうだ」に向かって努力するよりも、「こうすると失敗する」を避ける方が開発しやすい場合もあるかもしれません。
本セッションでは カスタム App 開発にまつわる「ありがち」な失敗の例を元に、くすぶっていたあなたの疑問をすっきり解消します。開発でやらかした失敗の数なら負けないという猛者の方から、自分が失敗するなどあり得ないという自信のある方まで、すべての開発者の方の参加をお待ちしています。
社会医療法人蘇西厚生会 松波総合病院 リハビリテーション技術室 課長 荒川 優也 氏
社会医療法人蘇西厚生会 松波総合病院 FMDセンター チーフ・エンジニア 深澤 真吾 氏
松波総合病院(病床数501床)は、PHSからiPhoneへの移行という一歩をきっかけに、医療現場のデジタル変革(医療DX)を大胆に進めてきました。800台のiPhoneの導入や Claris FileMakerを用いた勤怠管理のペーパーレス化を始めとするテクノロジーの積極的な活用により、効率化とサービスの質の向上を実現しています。導入以降も、革新的な取り組みが次々と展開されています。
本セッションでは、特にリハビリテーション部門での医療DXの取り組みにスポットを当てます。この取り組みにより、1万枚以上の紙の使用を削減し、残業を17%削減しつつ、医療収入の増加を実現しました。どのようにして医療従事者の働き方が変化したのか、現場からの生の声を通じてお伝えします。
このセッションを通じて、医療現場でのデジタル技術の導入がいかに業務効率化と医療サービスの質の向上に貢献するか、具体例をもって示します。また、これらの取り組みが、医療従事者の働きがいや患者さんへのサービス改善にどのように結びついているかについても深掘りします。
松波総合病院の過去の事例は下記にて紹介されています。
「PHS から iPhone への移行で DX 加速」
Claris FileMaker のスクリプトを使えば、直感的かつ簡単に自動化処理を作ることができます。自由度が高く、いろんな方法で処理を実装することが可能ですが、その一方で闇雲に作ってしまうと、ロジックが複雑になりすぎて後から自分や他の人が見ても中身が分かりづらく、容易に変更もできない厄介なスクリプトになってしまうことも・・・。
そんなことにならないように、本セッションでは誰が見てもわかりやすい『目に優しい』スクリプトの作成方法を学び、複数人での開発も効率的に実践できるようなノウハウをご紹介します。目指せ脱初心者!