2019 年 8 月 7 日 – ファイルメーカー株式会社(東京都港区)は本日、米国本社の FileMaker, Inc. が、Claris International Inc. (クラリス インターナショナル インク) に社名を変更したと発表しました。世界をリードするワークプレイス・イノベーション・プラットフォームを提供する同社は、フロリダ州オーランドで開催中の「FileMaker 開発者会議 (DevCon)」にて、新たな歴史の幕開けとしてこの重要な発表を行いました。なお、FileMaker, Inc. の日本法人である当社も、2019 年8 月20 日付けで「クラリス・ジャパン株式会社」 (英語表記:Claris Japan Co., Ltd.) に社名を変更いたします。
また今回の社名変更に加えて、Stamplay 社を買収したことも発表されました。Stamplay のサービスを利用すると、規模の大小に関わらずあらゆる企業が、Box や DocuSign などのサードパーティ製クラウドサービスからのデータを自社のカスタム App に統合できます。Claris はStamplay のサービスを完全に統合した新サービスである Claris Connect の提供をまもなく開始する予定であると公表しました。この新サービスにより、お客様は直感的なインターフェースを使用してクラウドベースの複数のサービス全体を横断したワークフローの自動化が可能になり、カスタムビルドのバックエンド統合を構築する作業から解放されます。Stamplay 社の CEO であった Giuliano Iacobelli (ジュリアーノ イアコベリ) が引き続き Claris Connect チームの指揮をとります。
Claris International Inc. の CEO、Brad Freitag (ブラッド フライターグ) は、FileMaker, Inc. にて 6 年間グローバルセールス担当のバイスプレジデントを務めた後、今年3 月に CEO に就任しました。今後 3 年間にわたって Claris International Inc. の顧客基盤を急拡大させるという意欲的な戦略を打ち出しており、今回の社名変更について次のように述べています。「Claris の語源はラテン語の『clarus』で、『鮮やかに、明るく、輝く』という意味です。各社それぞれのビジネスに合ったスマートソリューションでビジネス現場の問題解決者を支援するという、当社の使命を表現するのにこれ以上の言葉はありません。オンプレミスのカスタム App とサードパーティ製のサービスが、最新で多機能かつ強力な融合体となり、当社のプラットフォームの利用範囲が拡大することで、お客様は、毎日使用する複数のクラウドサービスの垣根を越えて業務プロセスを合理化できるようになります。」カスタム App とサードパーティ製のクラウドサービスという最新の組み合わせとして当社が提供するプラットフォームが拡張するため、お客様はより迅速に問題を解決でき、また機能に制限のないカスタム App を作成できます。
1986 年に Apple の子会社として創業した Claris は 、1998 年には最重要製品に焦点を絞るため FileMaker,Inc. に社名を変更しました。その後 FileMaker, Inc. は 5 万件以上の利用法人数と100 万人以上のエンドユーザ数を持つまでに成長し、その間に 80 回以上の四半期を送りましたが、常に黒字を達成してきました。
Claris Connect は、今秋から一部のお客様へご利用をご案内できる予定です。2020 年にはさらに広範囲で利用可能になります。Claris International Inc. とその製品・サービスの詳細については、www.claris.com/jp にて随時情報をお届けします。
Claris International Inc. について
Claris International Inc. は世界トップクラスの Workplace Innovation Platform (ワークプレイス・イノベーション・プラットフォーム) を開発し、規模を問わずあらゆる企業でデジタルトランスフォーメーションを実現できるように、問題解決者を支援する一連のサービスを提供しています。中小企業とフォーチュン 500 企業で 100 万人以上のユーザに利用されています。Claris は Apple の子会社であり、80四半期以上連続して収益を上げるという比類のない記録を持っています。Claris の本社は米国カリフォルニア州にあり、ロンドン、パリ、ミュンヘン、東京、北京、およびシドニーなど世界各地で事業を展開しています。
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