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ITreview Grid Award で Claris FileMaker が3期連続3部門でLeaderを 受賞 - 評価ポイントを分析

クラリス・ジャパン株式会社が提供するワークプレイス・イノベーション・プラットフォーム「 Claris FileMaker」が、ITreview Grid Award 2020 Spring の 3 部門において Leader を受賞しました。今回の受賞で、ITreview Grid Award 2019 Fall、ITreview Grid Award 2020 Winter に続き、3 期連続 3 部門での受賞となります。


<受賞部門>

  • IDE (統合開発環境)部門
  • モバイルアプリ開発部門
  • ワークプレイス・イノベーション・プラットフォーム部門

ITreview とは、アイティクラウド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:黒野源太)が運営する IT 製品レビューサイトです。サイトに集まった約 3 万件のユーザーレビューをもとに、顧客満足度と認知度の双方から優れた製品が Leader として選出されます。

ITreview Grid Award 2020 Spring の詳細はこちら

モバイルアプリ開発部門の Grid - Claris FileMakerは認知度・満足度ともに高い評価を受け、 Leader に選出されました。

2020 Spring で評価されたポイントについて

実際に投稿された Claris FileMaker のユーザーレビュー(口コミ・評価)から、どのような機能が評価されているのか分析してみました。すると、前回の 2020 Winter で Leader を受賞した際に分析した評価ポイントに加えて、新たなポイントでご満足いただいていることがわかりました。

<2020 Winter 受賞時の評価ポイント>

  • 開発未経験者でもつかいやすいソフトウェアである
  • カスタマイズ性に優れている
  • 課題解決に適している

詳しくはこちらの記事をご覧ください

<2020 Spring 受賞時の評価ポイント>

  • コストパフォーマンスが良い
  • データベース共有が簡易にできる
  • リモート環境でも、主要なデバイスでデータにアクセスが可能

最近の投稿では、コストパフォーマンスに加え、チームでの利用を想定した、データ共有のしやすさという観点でのレビューが見られました。それぞれのポイントについて、実際のユーザーレビューご紹介します。

コストパフォーマンスが良い

安価でプログラム知識がないユーザーでも少し勉強すれば各部署単位で任意にカスタマイズ作成できるのが良いです。今まで Excel や市販パッケージソフトしか使った事がないユーザーでも業務の片手間に少し勉強して、思い通りにカスタマイズしたシステムを作りたいというユーザーには敷居が低くてお薦めです。

システム言語がわからなくても直感的に簡易なシステムが作成できることと、作りこみ次第では自社の基幹システムとして運用可能なレベルにまで仕上げることも可能。現在運用中の基幹システムを補填する集計機能特化のシステム作成に利用しています。基幹システムの機能追加や新規切り替えとなるとかなりのコストがかかるため、必要な機能を必要なだけ簡単に、気軽に作れる点が良い。

(筆者所感)初期導入コストだけでなく、カスタマイズ性が高く、Claris FileMaker 一つで、幅広い業務に活用できたり、基幹システムとしても使えるだけの機能性を備えていることが、コストパフォーマンスが良いという評価につながっているようです。また、操作の難易度が低いことにより、開発・運用コストだけでなく、教育コストが抑えられる点も評価されています。

データベース共有が簡易にできる

データの一元管理が可能になる点がやはりメリットです。例えば私たちのお客様の事例では、仕入・経費管理での活用です。支払指示一覧と、仕入・経費の一覧を別々の Excel ファイルで管理されていたのですが、それぞれの擦り合わせに時間がかかっていました。 FileMaker のファイルで請求書の入力から支払指示一覧、仕入、経費科目別の一覧まで一元管理ができるようになりました。事務処理の時間が短縮でき、ミスも減り大変喜ばれていました。

今まで Excel で資料を管理し、それぞれの社員がローカルに落とし編集を加えて再度共有ストレージに保存する、という方法を取っていたのですが、これではファイルを保存し忘れるなどしてそれぞれのファイルに差異が出てしまうことがありました。しかし、 FileMaker でデータを管理することでリアルタイムでデータが更新されていくので誰でも最新のデータを手に入れることができる。

(筆者所感)複数人でデータを共有して作業する際、排他機能がなかったり、リアルタイムにデータが更新されなかったりすると、データの整合性・正確性が確保できず、チーム内の認識にずれが生じるだけでなく、思わぬトラブルを招く原因にもなりかねません。またデータの一元管理は、間違いや手間をなくすためにも重要です。誰がどのタイミングで編集をしてもリアルタイムで更新され、全員が最新の情報を入手できることが、業務改善につながり、満足いただいているポイントとなっているようです。

リモート環境でも、主要なデバイスでデータにアクセスが可能

情報の共有という面では、受注案件のステータスがどうなっているのかをクラウド上のサーバーで公開することで、出先から iPad で確認ができ、お客様への情報提供がしやすくなったという事例もあります。

スマホからでも閲覧できるのでインターネットにつながっている環境にいればいつでもどこでもデータを確認することができる。

外出先でも iPhone でデータにアクセスできるので、紙に書いて会社に戻りパソコンに入力という作業がなくなりました。

(筆者所感)パソコンからもスマートフォンからも、社員が持っているデバイスでデータにアクセスすることができれば、リモートワークが実現しやすくなります。

特に、新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務が増える中、会社に行かなくても必要なデータに安全にアクセスできることは、大きなメリットです。場所を選ばずに仕事ができることは仕事効率や生産性の向上にかかわるため、このような社会情勢になる前から、評価されているのかもしれません。


Claris FileMaker のすべてのユーザーレビューはこちらからご覧ください。

ビジネス向け IT 製品・クラウドサービスのレビューが集まるサイト「 ITreview 」はこちらです。

既に FileMaker を利用されたことのある方は、ぜひこちらからレビューをお寄せください